結婚指輪手作り口コミ「あえて素人感を残しました。」 | 大阪でオリジナル手作り結婚指輪を作っちゃおう

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結婚指輪手作り口コミ「あえて素人感を残しました。」

1. 性別

女性

2. 購入時の年齢

20代

3. 現在、結婚何年目ですか?

6

4.手作り結婚指輪の価格を教えてください(お二人それぞれの価格)

プラチナ製、ペア(2本)で18万円

5.結婚指輪を既製品ではなく手作りに決めたポイントを教えてください

私は初婚なのですが、彼(夫)は離婚歴あり。

交際をしている時に彼の部屋で発見したのが結婚指輪、年齢が彼より一回り以上離れ若い私は「いつまで大事に残しているの?」、すると彼は「そこにあったのか?それ一度も付けたことが無いんだよ」
彼は口が達者、と言うよりは彼から見たら私はガキ、騙すくらいチョロいもの。

その結婚指輪は質屋で換金し私をディナーに連れて行ってくれたのですが、彼は未練たらしいところがあるため、きっと今もどこかに隠し持っていると私は思っています。

彼が持っていた結婚指輪はブランドもの、それに対抗するにはハイブランドの結婚指輪じゃないと嫌だ。

結婚指輪に負い目がある彼は「君が好きなものを買って良いよ」と言ってくれたのですが、ガキ扱いされているようで私は腹がたった。

既成の結婚指輪はお金さえあれば買える、ガキだった私は特別な結婚指輪が欲しくなり唯一無二の手作りにこだわりました。

6.手作りの結婚指輪に決めて良かった点はありますか?

彼(夫)は、オッチョコチョイなのかアホなのか分かりませんが良くモノを失くす、失くすと私に怒られる彼は失くしたことを私に言わなくなり、失くしたモノと同じモノを購入して知らんぷり。

手作りの結婚指輪は唯一無二、それを自覚している彼は失くしてはいけないと思っているのでしょうが、彼はオッチョコチョイなのかアホなのか分かりませんが、やはり失くす。

しかし、代わりなモノは買えないため、失くしたら必死に探してくれ、幸いなことに今までは全て見付かっています。

必死に探してくれるのは私への愛情?本当かどうかは分かりませんが、前の奥さんの時は結婚指輪を付けていなかったと言っていたのですから、失くしてしまいそうなくらいにいつも付けてくれていることは嬉しいです。

誤解があってはいけないため言っておきますが、彼が結婚指輪を外すのは仕事上、衛生面に問題があるからで浮気をしているのではありません、たぶん。

7.手作りの結婚指輪に決めて不安に思ったこと(良くなかった点)などありますか?

結婚式でのケーキ入刀が夫婦初めての共同作業、しかし、私達は結婚式を挙げなかったため、儀式的な共同作業をしてみたかった。

結婚指輪を手作りしたのは入籍前ですが、2人にとっては大事なイベント、そして神聖なこと。

指輪作りは事前に説明を聞いていたため段通りは分かっていたのですが、実際に作ると不器用な私達では難しい。

ガスバーナーでプラチナ棒を熱していると、スタッフさんが「危ないですよ」、そしてそのプラチナ棒をスタッフさんが手に持つと、それを見ていた他のスタッフさんが「アッ!!」、それを聞いてプラチナ棒を手に持ったスタッフさんが「あっ、スイマセン」。

どうやら、カップルの共同作業を手伝ってはいけないルールがあったらしく、私達は1から作り直すことに。

好意であることは分かっているのですが、離婚歴のある彼と結婚する私は指輪もやり直しかと思うと、気分が少しブルーになりました。

8.結婚指輪を作成するにあたって、デザインはどのように決めましたか?

彼は男のためシンプルなデザインのほうが作り易いと分かっているのですが、私は前の奥さんのことがあるため唯一無二にこだわりたかった。

難易度が高いと作るのに大変なため、指輪の価格も高くなる、高くなると言っても結婚指輪、数万円高くなる程度。

彼は「君の好きにして良いよ」と言ってくれたのですが、いざ作ってみると予想していた以上に難しい。

最初に音を上げたのは私、デザインの途中変更も思い出になる、2人の思い出なら唯一無二だ、と自分に言い聞かせました。

キレイに仕上げることも出来たのですが、キレイ過ぎると、もし彼が結婚指輪を失くした際、業者さんに作ってもらえる、それだけは避けたい私は、あえて素人感を残しました。

当初は彼と私の結婚指輪が2つで1つになるデザインだったのですが、途中でデザイン変更をしたため、仕上がりは若干歪(じゃっかんいびつ)、しかし、私達にはピッタリなデザイン、そう思うのは私の痩せ我慢かも。

9.手作りの結婚指輪に対して、周りからの反応はいかがでしたか?

離婚歴ありの彼と結婚をすることに私の身内は難色、一回りも年上の男が手作りの結婚指輪を作ることにも快くは思われていませんでした。

それでも、出来上がった指輪を見ると身内は「良かったね」と言ってくれたのですが、私の友達は「手作りなんてどうするの?売るに売れないわよ」。

私はその意味が分からなかったのですが、結婚指輪を処分したことになっている彼(夫)は、貴金属はデザインより重いほうが価値あることを知っているため苦笑いをしていました。

10. 手作りの結婚指輪を検討している方へアドバイスをお願いいたします

私の彼(夫)は離婚歴あり、そのため、結婚に関わることが大変なことを知っており、結婚指輪を手作りしたいと言った時は良い顔してくれませんでした。

しかし、籍を入れてから6年が経つ現在も、常にはめている結婚指輪を見れば、一緒にデザインを考えたこと、途中でデザイン変更したことなどを思い出すことができ、市販品を買ってはめている夫婦より2人の絆は深いと思っています。

私が作った結婚指輪は彼がはめており、彼が作った結婚指輪は私がはめている。

素人の2人が作った結婚指輪は、指で触ると若干歪(いびつ)が分かる、彼も私も無意識のうちに、その歪(いびつ)を指で触っている。

こんなことプロが作った結婚指輪では出来ないだろうな、私は彼が無意識に結婚指輪を触っているのを見て幸せを感じています。